色付きのRMJ(リバイバル・モータリング・ジャパン)~其の壱

(RMJにて、初のサーキット走行!駆け抜ける愛機AlfaRomeo R.Z.!ではなく、素晴らしき”チビッ子”(こちらは正式には”Mini”ではなく”オースティン・セブン”のフルチューン。。このイベントの深淵さが窺い知れます。。。)に追い回される「怪物君」。体力の限界で分解寸前!!!(泣))
さて、以前のブログにて、事前にご紹介させて頂きました「第一回RMJ(リバイバル・モータリング・ジャパン)」が、去る10月8日、好天に恵まれた千葉県茂原ツインサーキットにて開催されました。
私は、普段お付き合いさせて頂いている、本ブログでも御馴染“Hervest CONRERO”さんのS社長からお誘いを受け、早々に参加を決め、楽しみにしていたイベントです。3.11東関東大震災を受け、本来4月2日に開催が予定されていましたが、約半年間延期され、今回、実施の運びとなった次第です。
当日、私は、イベントの最後に“ほのぼの”と走る「ファミリー走行」枠での参加する申し込みを行っており、同乗者を車両定員まで、ヘルメットやレーシングスーツ等のEquipment装着不要とのことでしたので、気軽に応募させて頂いておりました。勿論、これが生まれて初めてのサーキット走行ですから、“緊張”と「どうすればいいのだろう?」と言った戸惑いが頭を駆け回り、最後は「まあ、折角だから楽しみましょう!」といつもの脳天気な割り切りで当日の朝を迎えました。
この日は、本ブログでも何度かお名前を掲載させて頂いているAlfaRomeo S.Z.(ES30)乗りのK氏とご一緒させて頂く予定で、(アクアライン経由で行くか京葉道路経由で行くか迷った挙句)湾岸幕張PAで待ち合わせ、その後京葉道路、外房有料道路を経由して茂原までのツーリングとなりました。
(一足早く、集合場所に到着した愛機AlfaRomeo R.Z.。お兄さんであるS.Z.(ES30)の到着を待ちます。)
そして、程無くして、K氏のAlfaRiomeo S.Z.(ES30)も到着されました。今回はまずは、この2台で現地まで赴きますので、これで全員集合!という訳です。 良かったです!
(湾岸幕張PAでの愛機AlfaRomeo R.Z.とK氏のS.Z.(ES30)。やはり、エンジンベイに熱がこ籠ると、直ぐには再スタートが切れません。従って、停車しエンジンを切る度に、大きく、“カバの欠伸”状態を保持し、クールダウンに勤しみます。)
お互い、少し自宅出発が遅れたことも有り、待ち合わせ場所のPAでは、茂原までの道のりを大まかに確認するに留め、さあ、出発です(汗。。)
(2台揃って、記念撮影の1枚。最近はこの愛機R.Z.とS.Z.(ES30)、2モデル揃ってのショットが多く、私としては嬉しい限りですね!)
が、残念な事に、時間が遅すぎてしまい、“御決まり”の「宮城野~穴川」間の京葉道路の渋滞に嵌ってしまいました。。。。。本来は7時半には現地に到着する予定だったのですが、どうやら、8時を大きく回ってしまいそうです。途中、一般道では、“過積載”トラック/ダンプによって作られたと思われる轍が厳しく、ワンダリングでハンドルを取られやすく、且つAlfaRomeo R.Z./S.Z.(ES30)のフロントバンパーヒットの可能性も高い路面状態でした。やっとの思いで会場に到着した際には、丁度、ドライバーズミィーティングがポディウム前で行われており、諸先輩各位の、「何遅れてんだ。。。!」という視線の元、指定場所へと誘導されます。
(到着時には既に始まってしまっておりましたドライバーズミィーティング。イエローフラッグの出方や追い越し禁止区間の確認、レッドフラッグ時の対応等、普段、F1中継等でしか目の当りにしない競技内容の説明が行われていました。遅れてしまい申し訳ございませんでした。(汗)その空の色から好天の下、開催されたことがお分かり頂けると思います。)
そして、途中、サーキット入り口右手の駐車場には、銀色のAlfa 156が停められておりました。
会場に到着し、我々の愛機を停めるべき指定場所が、急遽今回の協賛企業様であります「YOKOHAMA」タイア様のブースが設置されるとのことで、場所の移動を依頼されます。
(私達が変更して頂いた指定場所の前には、このような素敵なZが!私、大好きですZの白。嘗て、東銀座A部門に勤務していた頃、Z32の2シーター、VG30DEのノーマルルーフ/MTを乗っていました!)
そこへ、「あのう、ZAGATORさんですか?」とお声かけ頂きましたのが、わんこS木さんご本人でありました!ありがとうございます!ご本人とお会いさせて頂くことができました!
が、、、、、 (お恥ずかしい事に、、、)
Tricoloreの際と同じく、長時間の走行により、熱を帯びたエンジンベイの為に、セルモーターが回らず、ここでも、「すみません、少ししたら動くと思いますので、お待ち頂けますか?」と情けない返答。。。。(泣)
隣にはこのようなくるまが、正しく”鎮座”されていたにも拘らず!です。
(アストン・マーティンDB6。本当に美しく、正しくコンクールコンディション!実際にそのようで、フロントウィンドーには数々のコンクールでのインフォメーションプレートが掲げられています。が、そのヘッドライトやウインカーレンズには飛散防止のテーピングが施されています。えっ、、、走るの???!!その後ろには、ジャガーのMarkⅡが何気なく、、、)
(急遽、場所を移動した、愛機AlfaRomeo R.Z.とK氏のS.Z.(ES30)にご用意頂いたピットガレージ。わんこS木さんが美味しいコーヒーやノンアルコールビール等をご用意頂き、さらにはイスとテーブルまで配置頂き、快適な一角!ありがとうございました!)
で、ふと後ろに目をやりますと、、、
(ジャガーEタイプ。こちらもピカピカ。。。ですが、既に雰囲気は戦闘モード!詳細、別途。)
お隣に目をやりますと、、、
(GTA 1300Jr。。。勿論、本物。。。。全開!)
斜め後ろには、、
(ホンダS800!素晴らしくカッコイイ!マフラー音も最高!で、その右に佇んでいる、こちらも大変貴重な1台!これらS600/800系に関しては次回以降に。。レア過ぎる3台と共に!)
その奥には、静かに佇む、
(初代日産シルビア。美し過ぎるサイドライン!)
既に、”意識朦朧”としつつ、冷静に我々のR.Z./S.Z.(ES30)の置かれた斜め前を見ますと、、
(マゼラティの3台。セブリング、ギブリ、クーペ。。。。。ギブリ、セブリング、サーキット全開、なんです!)
そして、
(有り得ない、この風景。。左から、白・赤・白と極上なコスモスポーツ3台とLantia”Martini”037Rally、そしてフィアット131アバルト!!で、その後ろに映る、走り抜ける1台がLantia Fluvia(もしかしましたら、その色からTricoloreにいらっしゃった1台かも?)、更にその後ろには、左奥から、日産ブルーバード411、ホンダS800、白・青のポルシェ911Tの2台。。。。。。。。。既に、私、目が回りそうです。。。。。。)
これらの素晴らしき”マシーン/作品”は、この日、茂原サーキットに集まった内のほんの一部であり、夫々のご紹介は次回に綴らせて頂きます。しかし、これだけでも、当日の”もの凄さ”を想像できるのではなしょうか。更には、これらが皆、サーキットを走るんです!然も、ほぼ、本気で。。。。。。
同じ週末に行われたF1日本GPは、それはそれで面白いのですが、お金を払えば、ある意味見れます。が、こちら、RMJ(リバイバル・モータリング・ジャパン)に集う愛機達は恐らく、お金を払っても見れない!のではないでしょうか。正しく、”自動車趣味人”の先達の「”遊び心”と真剣さ」の賜物であり、それは”時間を巻き戻せ”とか”不老不死の薬”同様、未だお金では買えないものであるからであると思います。
(抑々、このサーキットでの光景、有り得ません。。。WRCワークスカーの後ろにコスモスポーツ3台+日産ZチャレンジCAR。(こちらのZ、飯田裕子さんが操っています!お話し頂きありがとうございました。楽しかったです!))
さて、このブログ篇の”序章”を飾る最後として、今回の「第一回リヴァイバルモータリング・ジャパン in 茂原サーキット」”開催に当たって”の一文を其の儘、ご紹介させて頂きます。
”現在、全国でたくさんの「クラシックカー・イベント」が開催されています。
その我国での原点は、今から34年前、筑波サーキットで開催された「クラシックカー・フェスティバル」でした。
当時のイベントには外車・国産車問わず、日本で運営されている各車クラブが集い、各クラブ員同士の楽しいアマチュア精神の交流がありました。
その後、参加者が多くなり、規模の拡大で、JAF公認のクラス分けレース形式へと確実に成長してきました。
また海外有名イベントを模した行動イベントも各地で開催されるようになりました。
今回の企画は34年前当時を思い、レース形式ではなく、車格にもこだわらず誰でも気楽に・楽しく参加できるイベントを再現したいとの思いではじめたものです。
家族でのんびりと走るのもよし。くるまの特性を再認識するのもよし。
友人との楽しい再会するのも。昔の記憶を思い出すのも。
出場される方も、観戦される方もそれぞれ楽しんで頂きたいと思います。”
(スタート前の静寂の一瞬。これらのくるま、この後、全開!なんです!(リヴァイバル・シルバーストーンかリヴァイバル・モンツァのスターティンググリッドの1枚。RMJ担当者様、解説、宜しく。私判別つかず。。。(泣))
こうして、既に会場到着後、30分も経たないうちに、「シャーロック・ホームズ」の世界へと迷い込んだ「デカ貴族」とでも言いましょうか、(あ、決して私が貴族という意味ではありません。勿論。)、武士道の世界へ入り込んだ”バブルへGO!”な広末涼子と言いましょうか、そのような感慨を抱いた私でした。
さて、それでは、次回から、この素晴らしき1日「第一回リバイバル・モータリング・ジャパン」についての詳細を数回に分けて、綴らせて頂きたいと思います。
(「色付きのRMJ(リバイバル・モータリング・ジャパン)~其の弐」へと続く。)

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イベントリポート
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総天然色
あの当時の車を斯様な美しく、しかもほぼ全開で走行できる状態のまま所持し続けるのは、至難の業だと思われるのですが・・・。
それだけオーナー諸氏の車に対する愛情の現われなのかと・・・。
当時の車のデザインは国産/外車を問わず、その【曲線/丸み】の中にどことなく『可愛さ』を内包しており、近年の車の【曲線/丸み】とはやはり何処か違うような気がします。(当たり前か・・・)
話は変わりますが今週末は微妙な天候なようで・・・。
お気をつけて行ってらっしゃいまし。
御礼
千葉県は茂原までご遠来、大したお相手もできず(ホッタラカシ!)だったにもかかわらず
当イベント・リポート
かように大々的にお取り上げいただき誠にありがとうございます!
当方のブログでこのようにやろうにも
担当者テンパっておりまして、ほとんど写真も撮れておりません(T_T)
ということでまた「画像協力」お願いするかもしれません(';')
>スタート前の静寂の一瞬。これらのくるま、この後、全開!なんです!(リヴァイバル・シルバーストーンか リヴァイバル・モンツァのスターティンググリッドの1枚。RMJ担当者様、解説、宜しく。
ということで
これは午後の走行枠シルヴァーストーンとモンツァ合同枠のスタートですね。
今回進行はスムーズで時間が余るほど
(実際積載車まで!走った自由走行時間が設けられました)
でしたが当初は時短のため2クラス併合と考えておりました。
一方
午前中はフォトセッションの意味も込めて
特にフナバシとSSは、年代と国籍にこだわり
スターティンググリッドの写真だけを見れば何時のものかわからない
ようにしたつもりです。
そういう写真が撮れればよかったのですが・・・
今回Tiスーパーで激走したのがCG誌O記者です。
その模様は誌上で追体験できることでしょう。
Re: 総天然色
お返事遅くなってごめんなさい。ご承知の如く、先月末でサマータイムは終了したのですが、
未だペースが掴めず、、、すみませんでした(泣)
そうですね。一説には、この当時はデザインがデザイナーによる”手書き”であり、その後、クレイモデルを削り出し、モックアップを作成していたものが、近年は、デザイナーの初期スケッチ(イメージ画に過ぎない段階)以降は、3DCADを用いてのデザイン、そしてモックアップもエポキシ樹脂による、ペタペタとNC加工機による”加工”と、アナログとデジタルの違いがあるそうです。
事実、友人というか後輩(昔は先輩社員のリーダー制というものがあり、新入社員に数か月相談相手となり、会社生活等についてアドバイスする仕組みがありましたね。。)が愛甲石田でデザイナーをしておりますが、その初期スケッチがカッコイイ!が、新車になると「あれ???」というのがありました。。。。
現在のe-mailもいいですが、昔の赤く丸い愛嬌のある郵便ポストに魅かれるのに似た心境でしょうかね。
房総ツーリング、、、そうなんです。。。。
明日、午前中までは雨が降ったり止んだりの予報で、気を揉んでいます。。何とか、雨雲が早く通り過ぎるのを祈っています!
Re: 御礼
いえいえ、こちらこそ素晴らしい1日をありがとうございました!既にFacebookでもS社長から直々にメッセージを頂き、感激至極です。既に、来年の第二回に期待するとの声が私の元にも数多く寄せられております。
> ということでまた「画像協力」お願いするかもしれません(';')
もちろん、協力結構ですので、どうぞ!こちらこそ、南青山の巨匠と並び、RMJブログにてご紹介頂き、感謝です。
理解できました。当日のカテゴリー毎のエントリーを見ても、どうしても参加車達が違う!何だか全部いるみたいだなあ?という私の疑問はこれで解決致しました。ありがとうございます。
> 今回Tiスーパーで激走したのがCG誌O記者です。
> その模様は誌上で追体験できることでしょう。
コース5コーナーの右ヘアピンでは、右前輪が浮き上がる程、攻めていましたね!昼食がたまたまお隣で飯田裕子さんとO記者とカメラマンの方でした。その記事を楽しみにしております!
最後に、本日夕刻のWINE Party 伺わせて頂く予定ですので、楽しみにしております。こちらはテンパらないでしょうから(笑)